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2年 清水崇之[選手ブログ]

投稿日時:2020/09/28(月) 19:07

経済学部経営学科2年の清水崇之です。



大学からラグビーの世界に飛び込んでからもう1年が経った。突然だが、私はこの1年間で何において進化を遂げることが出来たのだろうか、と考える。



勿論、ラグビーを0の状態から始めた自分にとっては、当たり前だが成長した部分がたくさんあると思っている。

タックルも多少は入れるようになったし、パスも全く投げられないというレベルは脱したと思う。

また、1番の課題であった体重も70キロ台に達し、1年間で成し遂げたにしては上出来なのではないか、と思う。



しかし、大いなる成果には犠牲はつくもので、私の1番の強みであったスプリントは落ちつつある。フィットネスは、去年より明らかに遅くなっているのを毎回のように痛感し、とても悔しく思っている。



さて、私はこの1年間で手に入れた進化と、退化を踏まえてどのように今シーズンを過ごしていくべきなのか。



まず、チームとして自分が今1番貢献できることは初心者のサポートであると考えている。私が1年間ラグビーを続けてこれたのは去年卒業した杢谷先輩のお陰と言っても過言ではない。何もわからなかった私を、丁寧に、優しく常に見守ってくれていたお陰で、苦しみながらもここまでやってこれた。私は、その受けた恩恵を後輩たちに繋いでいきたいのだ。大学から始めても充分にやれるということを証明してくれた彼を見習って、後輩たちにも進化して貰いつつ、下からの刺激を受けて私自身も進化していきたいと思っている。



そして、個人としてはスプリントの復活だ。



ブランクから抜け出した選手は無敵という。

陸上短距離のケンブリッジ飛鳥選手は、2016年に日本選手権を優勝し、翌年にはシーズンベストが10.08という選手として最高の時間を過ごしていた。しかし、2018~2019は思うように結果が残せず、低迷期が続いた。

迎えた2020年、フィギュアスケートの高橋大輔選手をトレーナーにし、人体改造&トレーニングに励んだ結果、先月の大会で桐生選手に先行して自己ベストを上回る10.03というタイムで優勝した。今年のケンブリッジ飛鳥選手はブランクから脱したとして、敵なし状態になっている。



私が失いつつあるスプリント力を取り戻す為には、今までやってきたことを惰性で続けても何も変わらないだろう。彼が高橋大輔選手をトレーナーに抜擢にしたように、何か変化を起こす必要がある。変化に必要な部品を模索してもう一度爆発的な力を手に入れ進化していきたい。



チームとしても個人としても今述べたような進化を追い続け、このコロナ禍で難しいシーズンでもいい形でシーズンを締め括りたい。



私には死に物狂いで努力をしなければいけない理由がある。それは、今シーズンの初めに部活を離れたある同期の魂も背負っているからである。中途半端に4年間を終わらせることができない。自分の為にも、彼の為にも頑張らないといけないのだ。



どうか皆さんサポートのほどお願いします。

2年 久保田幹[選手ブログ]

投稿日時:2020/09/28(月) 18:18

進化

上智大学ラグビー部に入部して一年半が経ちました。その中で多くのことを学び、ラグビー選手として人間として進化することができました。まずラグビー面では、九段下でのトレーニングを中心に取り組んできた筋トレの効果がでて、目に見える形で進化をすることができました。今シーズンは昨シーズンの反省を活かして、ボールキャリーで目立てるようなプレイヤーになりたいです。人間面では、授業にでることが強制ではない大学だからこそ学ぶことが多かったと思います。強制ではないからこそ、自分に厳しくやるべきことをやるということの大切さを実感しました。今年は、単位ちゃんと取ります。

2年 宮尾柾紀[選手ブログ]

投稿日時:2020/09/27(日) 18:00

今年はラグビー部に多くの新入生が入部してくれた。とても頼もしい。二年生になった私はグランド内外において、彼らの指針となる存在でなくてはならない。さて、今回、「進化」というテーマでブログを書かせていただくこととなった。進化の対義語は何か?多くの人は退化と答えると思う。これは半分正解だが、半分間違いだ。進化の本当の対義語は「停滞」である。生物学上では退化も進化の一種なのだ。



進化といえば我々人類は幾度とも技術的な進化を繰り返してきた。高度な文明を持つ我々は時速千キロで移動することも、スイッチを押すだけで快適な空調にすることも、「Hey Siri」と言うだけで情報を検索することができるようにもなった。実に快適である。



反比例的に我々の身体ができることは少なくなっている。むかしは、洗濯は手洗いだった。私の同期には洗濯機の回し方すら知らないものさえいるのではないだろうか?江戸時代の人々は京都から江戸まで半月かけて徒歩で移動した。今では新幹線2時間ほどで着く。もちろんこれらはいい変化でそれにアジャストする我々の身体の変化は当然の進化といえる。



小学生の頃に読んだ星新一の「高度な文明」という皮肉で機知に富んだ短編小説を想起した。以下のようなストーリーだ。



地球に宇宙人が到来した。宇宙人は友好的で亜空間航法の技術や万能翻訳機などの高度な文明の技術を教えてくれるらしい。地球人は宇宙人を歓迎した。しかし、実際に教えて貰うぞとなったある日、宇宙船が故障を起こした。宇宙人は万能翻訳機だけを持ち出して宇宙船から逃れた。その直後、宇宙船は爆発してしまった。とはいえ、宇宙人自身は生きている。彼から技術を学ぶことは出来ると、人々は喜んだ。結果的には学んだ技術で彼の新たな宇宙船を用意することも出来る。互いに損は無い筈であった。だが、宇宙人は何処か歯切れが悪い。万能翻訳機から聞こえてくる声は片言ばかりだ。やがて、その理由が明らかになった。技術を教える為には宇宙船が必要だったのだ。亜空間航法や万能翻訳機の技術はデータとして宇宙船に収納されていたが、彼自身は知らなかったのだ。人々は困ってしまった。だが、ある者が言う。高度な文明ってそんなものじゃないか。実際に使いながらもテレビや炊飯器の理論を理解している人間がどれだけいるのか



といったものだ。最近、私はプログラミングに関心がある。電子機器と切っても切れない現代において、プログラミングを学ぶことは必須だと私は思う。九九もできない人が微分積分の問題に挑戦しても無謀だろう。電卓を使えばいいではないかと言う人もいるかもしれないが、果たして、電卓を使って導いた答えを有効的に使えるだろうか?もちろん、プログラミングを習得したから一から電子レンジを作ることは難しいが、教養として学んでおきたいと思った。



プログラミングはコードを書けばコンピューターがそのように行動する。逆にコードにないことは一切行動しない。我々上智ラグビーにもサインやストラクチャーは一通りある。しかし、実際の試合で全く同じ動きをすることはない。一人一人に個性があり、彼らの癖がある。ボールを前目に要求する者やフラット気味にもらう者、腰の高さに欲しい者、胸の高さに欲しい者、様々だ。相手がいれば尚更変わってくる。試合中のカオス時にチームの「真価」があらわれる。ゆくゆくはフルバックに行きたい私だが、スタンドを主にプレーしている私はカオスに対応できるよう、声を張ってチームの統率を図って行こうと思う。

2年 松野雄太[選手ブログ]

投稿日時:2020/09/27(日) 18:00

こんにちは、2年フランカーの松野雄太です。

今回、2年生のテーマが『進化』ということで、自分が大学生活でどのように『進化』してきたか、そしてどのように今後『進化』していきたいのかについて少しお話ししていきたいと思います。

大学に入ってから今まででは、ラグビー部に入ったこと自体が最大の『進化』であったと思います。高校までずっとサッカーしかやってこなかった自分としては、ここで違う競技にゼロから挑戦すること不安で一杯でした。しかし、ここでラグビーへの理解を深めたことで他スポーツへの理解ということを学ぶことができ、それを通して他者への理解という人間として大事なことを学び『進化』することができたと思います。

今回の最大のテーマである今シーズンの『進化』についてです。自分は今シーズン一人前のラガーマンになる『進化』を目標に掲げています。大学一年生の時は初心者だからと色々理由をつけて経験者の人たちについて行くだけでしたが、もう一年経ちました。これからは自分で発信できて信頼してもらえるようなラガーマンになれるように『進化』していきたいと考えています。

これからも応援よろしくお願いします。

2年 西迫裕二[選手ブログ]

投稿日時:2020/09/26(土) 18:02



私のラグビー人生の中で「成長」は、後輩への見栄からきていると思います。本当だったら中高の顧問の先生の影響などを挙げるべきだとは思うのですが、直接的に自分自身のラグビーへの意識を変えるきっかけとなったのはダサいですが「見栄」であると思ったので挙げてみました。

今でもそうなのですがものすごく自分自身適当な人でラグビーもほぼ惰性でやっていました。中学2年生の時、人数合わせで全国大会がかかっている試合に出させていただいたのですが、私のところだけ抜かれ、中々な大差で負けてしまいました。そんなことがあったのにも関わらず、適当であったため反省をせずその日の夕食では騒ぎ散らすというチャランポランな人でした。

そんな私ですが、後輩とかに偉そうにパスの仕方などを説明しているのに下手である現状が本当に情けないと思うようになり、意識して努力するようになったのだと思います。そこから自分の中でのラグビーの「進化」が生まれていったのだと思います。

今年、私の母校である函館ラサール高校から後輩が3人も入ってくれました。その後輩達に見栄をはれるよう、ラグビーにおいても、人としても「進化」していきたいと思います。

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